手動モード
これは、ロボットが直接ユーザー制御に従って動作するモードです。ロボットは、アクションに関連するボタンが押されたときにのみ動作し、ボタンを離すと、対応するアクションが停止します。
- 手動モードでは、ロボット安全規則に従ってTCPの移動速度が250 mm/s未満に制限されています。 ただし、ハンドガイドの場合は 、[ロボットパラメーター(Robot Parameter)]>[安全設定(Safety Settings)]>[ロボット限界(Robot Limits)]で設定された制限が 適用されます。
- リスク評価の結果、3ポジション起動スイッチが必要であることが示された場合は、 3ポジション起動スイッチを[Robot Parameter] > [Safety Settings] > [Safety I/O]で接続できます。この場合、ロボットが手動モードで動作し、サーボをオンにするには、起動スイッチを中央位置に設定する必要があります。
手動モードでは 、ロボットパラメーターでロボット周辺機器を構成 したり、 タスクエディターでロボットタスクをプログラムしたりできます。 また、安全閾値を超えるなどの理由でロボットが正常に動作できない場合は、復旧機能を実行して通常の動作に戻すことができます。