デジタルI/O Power端子(TBPWR)の構成
VIOとGIOはコントローラーの前面にあるSafety ControllerのデジタルI/Oに使用される電源で、コントローラー内部のSMPSから供給するVCC24VとGNDと分離されています。もし、ユーザーがConfigurableデジタルI/O用として2A以下の電流を使用し、IO接続機器とコントローラーとの絶縁が必要でなければ、以下の図のようにコントローラー内部の電源をI/O電源につないで使用できます。(工場出庫セッティング)
2A以上の電流が必要な場合、別途の外部電源(24V)をVIOとGIO端子でつながなければなりません。
VIO電源が入力されると、TBPWR端子ブロック上段の“IOPW(green)” LEDが点灯します。
注意
- コントローラーの電源がOFFの場合、外部電源(SMPS)を必ずOFFにしてください。
メモ
- 2A以上の電流をTBPWRのVCC、GNDにつないで使用すると、同一SMPSに接続されたコントローラー内部システムの安全を保障するために、端子台の電源出力部前のフューズが切れます。
- ConfigurableデジタルIO用途で2A以上の電流が必要であれば、必ず外部電源(24V)をVIOとGIOに追加でつないでください。