ユーザー定義モドバスを登録する
ユーザー定義モドバスを利用して、任意の装置とモドバス通信を行うことができます。
- ティーチペンダントの設定 > ネットワークでモドバスメニューを選択した後、TCPスレーブ追加或いはRTUスレーブ追加ボタンを選択してください。
- モドバススレーブのリストにモドバススレーブが追加されます。
- モドバススレーブの設定と信号の追加/削除を行うために、表示ボタンを選択します。
- TCPスレーブの場合、スレーブ装置のIPアドレスを入力してPort(基本値502)を設定してください。
- RTUスレーブの場合、通信を行うシリアルポートを選択して、通信速度、パリティビット、データビット、停止ビットを設定してください。USBポートからシリアルポートを追加した場合は、検索ボタンを選択して新規装置を検索した後、シリアルポートを選択してください。
- 信号を追加する必要がある場合、信号追加ボタンを入力してください。
- 信号を削除する必要がある場合、信号削除(-)ボタンを入力してください。
- 新規追加した信号について、信号タイプ、信号アドレス、信号名、スレーブIDを設定してください。
- TCPスレーブの場合、基本的にスレーブIDは255を使用します。ただし、高級設定をチェックした場合は、スレーブIDを任意に変更(1~247)して使用できます。
- Multiple Coils for FC 15とMultiple Holding Registers for FC 16信号タイプの場合には、編集ボタンを選択して信号名と開始アドレス、カウントを入力して複数の信号を追加できます。個別信号名は信号名によって自動的に付与されます。
- 設定ボタンを選択してください。
- 設定ボタンを選択してからモドバス登録作業を行います。失敗した場合は失敗メッセージが出力されます。その場合、モドバス装置との接続状態及びモドバススレーブ設定の確認が必要となります。
- モドバス登録に成功した場合、登録した信号別に入力と出力動作が確認できます。
- 出力動作は値を入力した後、 → ボタンを選択して行うことができます。