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コクピットボタンを使用する(5ボタン)

コクピットのハンドガイディングボタンやユーザー設定ボタンを押した状態で、ユーザーが直接ロボットのポーズを変更できます。

番号

項目

説明

1

Hand-Guiding Button

ロボットのポーズをあらゆる方向に自由に変更できます。

2,5

ユーザー設定ボタン (拘束動作)

ロボットのポーズを、割り当てられたモードに該当する固定条件によって直接入力して変更できます。

  • 軸の固定:ツール座標系のZ軸に沿ってポーズを変更

  • 面の固定:ツール座標系のX-Y面に沿ってポーズを変更

  • 点の固定:ツール座標系の基準点を基準として角度のみ変更

  • 角度の固定:現在のTCP角度を固定して位置のみ変更

設定方法についての詳細は、“コクピットを設定する”を参照してください。

3

Cancel Button

直近の保存ポーズを削除します。

4

Save Pose Button

現在のロボットのポーズを保存します。詳細は“コクピットボタンを利用したスキル命令語の作業点を設定する”を参照してください。

注意

  • FTS 非搭載の A シリーズ モデル (A0509、A0912) では、ユーザー設定ボタン (拘束動作) は使用できません。

  • FTS 搭載 A シリーズモデル (A0509S、A0912S) は、ユーザー設定ボタン (拘束動作) を使用できます。

image-20250912-042841.png
  • 拘束モーションの場合、ロボットの端に装着されたFTSを利用して動作するため、必ずツール付着後にツールをつかんで動かす必要があります。(ロボットの本体をつかんで動かす場合、ロボットが反応しないこともあります。)

  • ロボットのシリーズ別機能制限に関する詳細は“ロボットのシリーズ別機能制限”を確認してください

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