コントローラーのI/O接続
コントローラーのI/O端子を利用して、マニピュレーターとティーチペンダント以外に外部装備をコントローラーとつないで使用できます。非常停止スイッチやライトカーテン、安全マットのような安全機器と同時に、高圧用ソレノイドバルブやリレー、PLC、コンベアベルトのエンコーダなどのロボット作業セルを構成する際に必要な様々な周辺機器をつなぐことができます。
コントローラーのI/Oは、以下のように6種類で構成されています。
Safety専用接点入力端子ブロック(TBSFT): 非常停止、保護装置に必要な装置を接続
デジタルIOパワー端子ブロック(TBPWR):
ConfigurableデジタルIOブロック(TBCI1- 4、TBCO1– 4): ロボット作業に必要な周辺機器を接続
アナログIO端子ブロック(TBAIO):
エンコーダ入力端子ブロック(TBEN1, TBEN2)
以下の図はコントローラー内部の電気インターフェースのレイアウトを表したものです。

E シリーズの場合、以下のコントローラ内部の写真に示すように、コントローラカバーを開くと I/O 端子の位置を確認できます。

注意
製品の損傷及び故障の危険を防ぐために、コントローラーI/Oに端子をつなぐ場合には必ず電源を切ってください。
端子を間違えてつないだりユーザーの不注意で製品が損傷した場合、斗山ロボティクスは補償いたしません。
コントローラーの電源をOFFにする場合、外部接続電源も一緒にOFFにしてください。
ボルトの緩め・締めの際は紛失防止のため、必ずマグネットツールをご使用ください。