メンテナンス

システムメンテナンスは斗山ロボティクスまたは斗山ロボティクスが指定する会社が行う必要がある。メンテナンスは、システムを動作可能な状態に保つこと、または問題が発生した場合にシステムを動作可能な状態に戻すことを目的としており、修理作業や潜在的な問題のシステム診断を含む。

保守作業が完了したら、リスクアセスメントを実施して、システムが要求される安全レベルを満たしているかどうかを確認する必要がある。検査中は、対応する国および地域の規制を遵守し、安全に関連するすべての可能性をテストする必要がある。

マニピュレータまたはコントローラの作業を行う場合は、次の安全手順および警告を遵守すること。

• メンテナンス作業中は、ソフトウェアの安全設定を維持する。

• 特定の部品に欠陥がある場合は、斗山ロボティクスによって承認された新しい同一の部品または部品と交換する。

• 交換した部品は斗山ロボティクスに返却する必要がある。

• 作業が完了したら、安全機能を再開する。

• ロボットシステムの修理履歴を文書化し、関連する技術文書を管理する。

• 電源ケーブルを外し、マニピュレータまたはコントローラに接続されている他の電源から電力が供給されていないことを確認する。

• メンテナンス中は、システムを電源に接続しないこと。

• システムに電源を供給する前にグラウンド接続を点検する。

• マニピュレータまたはコントローラ部品を分解するときは、ESD規制を遵守すること。

• コントローラ内の電源供給エリアは分解しないこと。コントローラをオフにしても、電源エリアは高電圧(最大600V)で充電されることがある。

• メンテナンス中に水やほこりがシステムに侵入しないように注意すること。